広告管理画面だけでは、成果が出ない理由は分からないことがある
Web広告では、広告管理画面に多くの数字が表示されます。
- 表示回数
- クリック数
- クリック率
- クリック単価
- CV数
- CV率
- CV単価
これらは重要な数字です。
しかし、広告管理画面だけを見ても、成果が出ない理由が分からないことがあります。
なぜなら、広告はあくまで入口だからです。
広告をクリックした後、ユーザーはHPやLPを見ます。
そこで内容を理解し、信頼し、問い合わせや申し込みに進みます。
つまり、広告成果を改善するには、広告の設定だけでなく、クリック後のページや導線も確認する必要があります。
見直しポイント1|広告の目的は明確か
まず確認したいのは、広告の目的です。
広告には、いくつかの役割があります。
- まだ知らない人に知ってもらう
- 興味を持っている人に詳しく伝える
- 比較検討中の人に選んでもらう
- 今すぐ問い合わせや申し込みにつなげる
これらをすべて同じ広告で行おうとすると、成果判断が難しくなります。
認知を広げる広告なら、表示回数やクリック率を重視することがあります。
CV獲得を狙う広告なら、CV率やCV単価を見る必要があります。
広告の目的が曖昧なままだと、クリック単価が高いのか、CV率が悪いのか、そもそも狙っているユーザーが違うのかを判断しにくくなります。
広告成果が出ないときは、まず「この広告は何のために配信しているのか」を整理することが大切です。
見直しポイント2|キーワードやターゲットは合っているか
検索広告では、どのキーワードで広告を出すかが重要です。
たとえば、サービス名に近いキーワードばかりに偏っていると、比較検討中のユーザーや課題を抱えているユーザーに届いていない可能性があります。
一方で、広すぎるキーワードを使いすぎると、関心の薄いユーザーからのクリックが増え、広告費が無駄になりやすくなります。
見直したいのは、以下です。
- ユーザーの検索意図に合っているか
- 認知向けと刈り取り向けを分けているか
- 指名検索や比較検討キーワードを確認しているか
- 除外キーワードを設定しているか
- 広告文と検索語句がずれていないか
- 予算配分が目的に合っているか
広告のキーワードやターゲットは、広告費の使い方そのものに関わります。
CVが取れない場合は、広告文を変える前に、そもそも誰に広告を届けているのかを確認する必要があります。
見直しポイント3|広告文と遷移先ページはつながっているか
広告文で伝えている内容と、クリック後のページ内容がずれていると、ユーザーは離脱しやすくなります。
たとえば、広告文では「無料相談」「料金」「地域対応」「初心者向け」などを訴求しているのに、遷移先ページにその情報がすぐ見つからない場合、ユーザーは期待外れに感じるかもしれません。
確認したいのは以下です。
- 広告文で訴求した内容がページ内にあるか
- ファーストビューで何のサービスか分かるか
- ユーザーの悩みに答えているか
- 料金や進め方など不安解消情報があるか
- CTAが自然な位置にあるか
- 問い合わせや申し込みまで迷わず進めるか
広告とLP・HPは別々に考えるものではありません。
広告で期待を作り、ページで理解と納得を作り、CTAで行動につなげる。
この流れが必要です。
見直しポイント4|HP・LPの受け皿は整っているか
広告がクリックされても、受け皿となるHPやLPが弱いと成果にはつながりません。
受け皿が弱い状態とは、たとえば以下のような状態です。
- 何のサービスか分かりにくい
- 誰向けか分からない
- 選ばれる理由が弱い
- 問い合わせ前の不安が残る
- CTAが少ない、または分かりにくい
- スマホで読みづらい
- フォーム入力が面倒
- FAQがない
- 実績や事例が不足している
この場合、広告を改善するだけでは限界があります。
広告で人を連れてきても、ページ側で納得できなければ問い合わせにはつながりません。
Web広告の成果が出ないときは、広告の設定と同時に、HPやLPの受け皿も確認しましょう。
見直しポイント5|問い合わせ導線は分かりやすいか
広告から来たユーザーが、次に何をすればよいか分からないHPは、CVにつながりにくくなります。
問い合わせ導線で確認したいのは、以下です。
- CTAボタンは見つけやすいか
- CTA文言は相談しやすいか
- ページ途中にもCTAがあるか
- フォーム項目が多すぎないか
- 電話やメールなど複数の導線が必要か
- 問い合わせ前の不安がFAQで解消されているか
「お問い合わせ」というボタンだけでは、ユーザーにとってハードルが高い場合があります。
たとえば、以下のような文言の方が相談しやすいこともあります。
- 広告の成果を確認したい
- HP・LPの受け皿を見直したい
- 自社の広告運用について相談する
- まず現状を確認する
ユーザーの心理に合わせたCTAを設計することも、広告成果の改善につながります。
バードアイでの考え方
バードアイでは、Web広告を広告管理画面だけで判断しません。
広告の目的、キーワード、広告文、予算配分、LP、HP、問い合わせ導線まで含めて確認します。
特に重視するのは、広告と受け皿のつながりです。
広告は入口。
HPやLPは理解と納得の場。
CTAやフォームは行動の入口。
この流れがつながっていないと、クリックはあっても成果にはつながりにくくなります。
Web広告の成果が出ないときは、広告だけを疑うのではなく、Web集客全体の流れを見直すことが大切です。
