相談前の状態
相談前のHPには、住宅商品や会社情報、施工事例などの基本情報は掲載されていました。
しかし、ユーザーが見たときに、以下が伝わりにくい状態でした。
これまでは、既存顧客へのDMやオフラインイベントによる集客が中心でした。
しかし、それらの施策の集客効果が落ちてきており、HPやWeb広告、SNSを活用した新しい集客導線を整える必要がありました。
- この住宅メーカーの強みは何か
- 他社と何が違うのか
- どのような人に向いているのか
- どの商品やサービスを特に相談すべきなのか
- 施工事例や写真から何を感じ取ればよいのか
- 問い合わせや来場予約へ進む理由は何か
見えていなかったこと
見えていなかったのは、「会社が言いたい強み」と「お客様から見て価値になる強み」の違いです。
住宅会社にとっては当たり前のこだわりでも、ユーザーにとっては大きな判断材料になることがあります。
逆に、会社側が強みだと思っていることでも、ユーザーにとっては他社との違いとして伝わりにくい場合もあります。
この事例では、以下が整理されていませんでした。
情報はあるものの、ターゲットに伝わる形に編集されていない状態でした。
- 会社として本当に打ち出すべき強み
- ターゲットに響く価値
- 競合と違う見せ方
- HPで強調すべき事業領域
- 施工写真やエピソードの活かし方
- SNSで発信すべき内容
- 問い合わせにつながるCTA導線
- 広告で訴求すべきサービスやテーマ
バードアイで確認したこと
まず、クライアントへのヒアリングを通じて、会社の強みや今後販売を強化したい事業領域を確認しました。
確認した主な内容は以下です。
また、HPだけでなく、SNSや広告、オフライン施策との関係も確認しました。
住宅メーカーの場合、HPだけを整えても、ユーザーとの接点は十分とは限りません。
SNS、広告、事例紹介、イベント、問い合わせ導線をつなげて考えることが重要です。
- 会社として大切にしている考え方
- 住宅商品の特徴
- 強化したい事業領域
- 既存顧客から評価されている点
- 使用できる写真や施工事例
- 営業上のフックになるサービス
- 社内で情報発信に活用できるリソース
- SNSで発信できるテーマ
- HP上で伝えるべき順番
- 問い合わせや来場予約への導線
分かったこと
確認の結果、HPの課題は「情報が足りない」ことだけではありませんでした。
むしろ、使える素材や伝えられる強みはありました。
課題は、それらを誰に向けて、どの順番で、どのページや施策に展開するかが整理されていないことでした。
特に重要だったのは、以下です。
1. 強みをユーザー目線で言い換えること
会社側の言葉ではなく、家づくりを検討している人が価値を感じる言葉に変換する必要がありました。
2. 営業上のフックになるサービスを見える形にすること
特に強化したいサービスや特徴を、HP上で埋もれさせず、LPや専用ページとして見せることで、問い合わせにつなげやすくなります。
3. 写真やエピソードを情報発信に活用すること
住宅メーカーにとって、写真やエピソードは強い素材です。
ただ掲載するだけでなく、誰に何を伝えるための素材かを整理することで、HPやSNSで活用しやすくなります。
4. CTA導線を強化すること
ユーザーが興味を持ったタイミングで、問い合わせ、資料請求、来場予約など次の行動に進める導線が必要でした。
実施した支援
バードアイでは、HP改善だけでなく、情報発信と広告施策まで含めて支援しました。
1. 強み・訴求の整理
ヒアリングを通じて、会社の強み、ターゲット、強化したい事業領域を整理しました。
特に、「会社が言いたいこと」ではなく、「お客様から見て価値になること」を分けて整理しました。
2. HP改善提案
TOPページ、事例ページ、強化サービスのページ、CTA導線を中心に、HP改善の方向性を提案しました。
単にページを増やすのではなく、ユーザーが理解しやすい順番で情報を配置し、問い合わせにつながる流れを設計しました。
3. 強化サービスのLP化
営業上のフックになるサービスについては、専用LPとして見せる方針を整理しました。
サービスの特徴、対象者、相談前の悩み、事例、CTAを整理することで、広告やSNSからの流入を受け止めやすくしました。
4. SNSでの情報発信整理
社内にある写真やエピソードを活用し、SNSで発信できるテーマを整理しました。
施工事例、家づくりの考え方、暮らしの提案、会社の姿勢など、単なる投稿ではなく、ブランド理解につながる情報発信を意識しました。
5. 広告によるプロモーション施策
HPやLPの改善と合わせて、広告によるプロモーション施策も実施しました。
広告で関心を持ったユーザーが、HPやLPで会社の強みを理解し、問い合わせや来場予約へ進める流れを意識しました。
6. アクセス解析レポートと定期MTG
施策実施後は、広告配信レポートやアクセス解析レポートをもとに、定期MTGを実施しました。
数字を見ながら、どの施策が反応につながっているか、次に何を改善すべきかを確認しました。
成果・変化
支援後、HPや電話での問い合わせが増えました。
これまでの主な集客は、既存顧客向けDMやオフラインイベントに依存していました。
しかし、HP、SNS、広告の訴求と導線を整えることで、Webからの問い合わせが増え、集客経路が広がりました。
また、定性的な変化として、以下がありました。
単に問い合わせを増やすだけでなく、会社の魅力を伝えるための情報発信の軸が整ったことが大きな変化でした。
- 会社の強みを説明しやすくなった
- ターゲットに合わせた訴求が整理された
- 競合との違いを見せやすくなった
- 営業上のフックになるサービスを打ち出しやすくなった
- HP、SNS、広告の役割が整理された
- 社内の写真やエピソードを情報発信に活用しやすくなった
この事例で得られるヒント
この事例は、住宅メーカーや地域企業で、HPに情報はあるのに反応につながりにくい場合に参考になります。
特に、以下のような状態では、訴求と導線の見直しが有効です。
Web集客では、情報を載せるだけでなく、誰に、何を、どの順番で伝えるかが重要です。
会社の強みをユーザー目線で整理し、HP、SNS、広告へ展開することで、集客の流れをつくりやすくなります。
- HPに情報は載っているが、強みが伝わっていない
- 他社との違いが見えにくい
- 施工事例や写真を活かしきれていない
- SNSで何を発信すべきか分からない
- オフライン施策の反応が落ちてきている
- 広告を出しても受け皿となるページが弱い
- 問い合わせや来場予約への導線が分かりにくい
バードアイの視点
住宅メーカーのHP改善では、デザインだけを整えても十分ではありません。
大切なのは、会社の強み、ターゲット、施工事例、写真、エピソード、営業上のフックを整理し、ユーザーに伝わる形へ編集することです。
バードアイでは、HP、SNS、広告、アクセス解析を切り離さず、情報発信全体の流れとして整理します。
その会社らしさを見える形にし、問い合わせや来場予約につながる導線へ整えます。
